140字じゃ足りないことたち

140字じゃたりない気持ちたちを忘れないようにするための場所。あとは、文章を書く練習。

岡本圭人くんの留学に寄せて

わたしはまだ岡本圭人に落ちて2年間くらいの人間である。

今年の1月にはじめてコンサートをみたし、ファン歴だって全然浅いけど、それでも思うことはあるので、忘れないように書き残したいと思う。

 

まず、わたしが留学の話を聞いて思ったのが、やっぱりなというのと納得という感じだった。

留学の前に脱退の話が出てたけど、Hey! Say! JUMPが大好きだと公言している彼が、H.our Timeという曲を作曲した彼が、脱退するなんていうのは私の中で繋がらなかったからだ。いただきハイジャンプの滑り台の企画で彼が語ってたことは明らかに本心だと思ったし、そんな彼が、自ら脱退するなんてとても考えられなかった。だからこそ、脱退報道が出た時はとてもショックだった。

 

脱退報道が出た時、友達が連絡をくれたので少し話した。

話しながら思ったのは、もし脱退報道がほんとだとしても嘘だとしても、彼は外国に行きたいんじゃないか、もしかしてイギリスに戻りたいとか思ってるんじゃないかということだ。

イギリスに留学して、日本に戻ってきて約10年。それでもまだ日本に慣れきってはいない風な雰囲気が出ているのは、芸風なのか、本心なのかはわからないけど、それでも日本より海外に行きたいんだろうなという気はしていた。

 

そして、アメリカの演技やダンスや歌を学べる歴史のある学校に留学すると聞いた時、やっと彼は学びたいことが学べるんだなとすこしよかったなという気持ちになった。

 彼は演技の仕事をしたいって言ってたし、そのためならさぼったりせず勉強できるんじゃないかなと思った。

 

わたしにはずっと不思議に思ってたことがひとつある。なぜ上智大学を選んだのかということだ。

確かに彼は英語は喋れるし、授業が全て英語で行われているにしても、そこがネックだったことはないだろうと思っていた。

となると、まあ勉強したい内容が彼と合わなかったんだろうなと思った。英語を勉強したいというのは嘘じゃないと思うけど、なんとなく彼は英語を学びたいのではなく、英語を使って別の何かを学びたいのでないかと思っていた。だって、戻ってきてからもアメリカンスクールに通っていたのなら、英語で別の何かを勉強するのが彼のなかでは当たり前だったと思う。でも、彼が入ったところはそういうところじゃないだろう。だから、1回辞めて、復学した話を聞いた時になんで興味のある演技とかの勉強ができるところに行かないんだろう?と不思議に感じていた。

 

大学はやっぱり自分が好きなことじゃないと学びきれないと思う。それが、何かと両立となればなおさらだ。しかも、それなりの大学となると周りはみんなそれを学びたくて来ている人は多くなる。そんな中でほんとに学びたいと思ってることとは違うんだよなと思いながら通うのはとてもつらいし、モチベーションは上がらないだろう。

 

そんなことを考えていたから、彼がやっと学びたいことをほんとに学べる環境に身を移せるということは彼にとってとても良いことだと思う。

あくまで、Hey! Say! JUMPの活動のこととか、他のメンバーの思いとか、ファンのこととか全て度外視して、岡本圭人くん単体でみればの話だけど。

 

正直、今このタイミングで?とか、行くならもっと早く行っとけよ、せめて復学する時とかさあ、とか、シングルのあと、すぐアルバム出るのにソロ曲すら与えられなかったのかよ……とか。岡本圭人ファンとしては思うところたくさんある。

でも、まあ、わたしはHey! Say! JUMPを好きになってから岡本圭人に落ちた人間じゃなくて、圭人が望んでるはずの、岡本圭人を好きになってからのHey! Say! JUMPに落ちた人間だから、とりあえずHey! Say! JUMPが今後どうなるか、どうしていくのかよりも(もちろん気にはなるよ)、岡本圭人本人がどうしていくのかのほうが大事だし、彼が少しでもきちんと生きていけることができればそれでいい。

 

わたしは彼のおかげで何も知らずに毛嫌いしてたジャニーズの素晴らしさを知れたのだから、彼は充分ジャニーズにもグループにも貢献しているんだよ。

だから、そこはなかったことにしないでほしいし、わたしはなかったことにしない。だから、とりあえず彼が活動を休止する2年間、わたしは彼が戻ってくるのを待とうと思うし、その間Hey! Say! JUMPも応援しようと思う。

 

彼が留学から戻ってきて、Hey! Say! JUMPに戻れることと、彼の元気な姿をまたテレビで観ることができることを願って。